サメグレロ州ズグジジ出身。貧家の生まれだが、軍人を志し、苦学して陸軍幼年学校に入学。陸軍士官学校本科卒業ののち陸軍に入隊する。陸軍大学校を卒業し、1983年以降は幹部として出世を重ね、2002年には陸軍大将に昇進する。2003年、政界に転身し労働者党から連合議会議員に当選。国防大臣を務める。2004年、ルカ・タイシ没後の労働者党の混乱の中で党代表に就任、同時に連合国家の首相となる。以後軍制改革に努める。若手党員の支持を受けた党内改革派として強硬な態度をとっていたが、現在はやや穏健になっている。

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当初は党主流派の支持を受けるマルサウリとは対立していたが、のち関係を深める。ジョージア首相の中では最も信頼を寄せており、 党内対立では一貫してマルサウリ派を支持してきた。２度の首相在任時にはインフラ政策の推進で協力してきた。

党主流派の支持を受けているものの穏健派であり、派閥的な対立はあるが基本的には協力することが多い。イノクヴァの政治家としての安定感は高く評価しており、政府間関係が悪化することはなかった。

党主流派の中心人物の一人であり、イオナヴァとは最も対立する立場にある。政策面でも民族問題や警察機構の権限強化をめぐり対立が大きかった。組織力を利用した政治的駆け引きに長けていると批判したが、レネヒの首相退任後は和解した。

現在の国体をつくった人物であり、過去の首相在任時にも若手陸軍幹部として協力してきた。特にその理論には敬意を払っているが、一方で１７年間政治を離れていたので現在の政治情勢をわかっていないと批判している。

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