連邦警察、地方警察の2組織が存在し、麻薬取締部は連邦警察にのみ存在している。
連邦警察は、地方警察では介入出来ない、別地方へ逃亡した犯人や、複数地方で発生した同一犯や組織的犯罪と思われる事件といった「広域犯罪」の捜査を行う組織である。地方警察の「他の地方で起きた事件には介入出来ない」という特性上、各地で捜査を行う必要がある麻薬取締部は連邦警察にのみ存在している。
部門は情報部、刑事部、サイバー対策部、科学技術部、麻薬取締部、人事部の6部門である。人員はおよそ1万2000人程度で、刑事部には4000人程度、麻薬取締部には2000人程度が所属している。
麻薬取締部は特殊部隊として「SMARPP」を有している。SMARPPは小隊規模の部隊で、元特殊部隊員などを雇用することが多い。麻薬取締部に所属する職員は、これまで麻薬による逮捕歴がない人物のみである。
SMARPPは防弾車やヘリコプター、重機関銃などといった重装備まで有しており、容疑者の射殺が許可されやすい部隊である。むしろ、射殺許可が降りない事例の方が珍しく、「出動許可が降りたら医者ではなく葬儀屋を呼べ」とまで言われている。(実際にはしっかりと警官や隊員の負傷に備えて医療班が呼ばれてる)
地方警察は一般的に認識されている警察業務を行う上で、最も強力な権限を有する警察組織である。
地方警察は元々
カザフ国?、
ウズベク国?、
キルギス国?だった地域をそれぞれ管轄しており、武装犯による銀行強盗などといった凶悪犯罪に対応するための小規模の特殊部隊を有している。特殊部隊といってもSMARPPのような重機関銃まで有するような大規模なものではなく、元軍人を分隊程度の規模に編成して各都市に配置している、SWAT程度のものである。
人員は最も多く、合計して4万人ほど。