概要

リーベリグループが開発、製造している第5.5世代戦闘機。
現在アルミヤ連邦共和国空軍の主力制空戦闘機として運用されている。

沿革

1988年、リーベリ社三代目社長 クリーフ・カントールは米空軍が公表したF-117に注目し、独自にステルス機の研究を開始した。クリーフはセスナ機によって上空から撮影された写真やセレモニーに招かれたゲストなどからB-2の話を聞き、「回折理論による鋭角面の電波の解析」を元に研究が進められた。研究はリーベリ社の資金で行われ、1992年にステルス技術を取り入れた小型の試験機を飛行させ2回の試験を行った。この小型機は試験機を意識した形状をしており、操縦特性は非常に不安定であった。クリーフはそれを確認した後、小型機にフライ・バイ・ワイヤを搭載し再び試験を開始した。試験は飛行時間が300時間に到達した時点で終了された。試験内容はステルス性の確認や、戦闘機動が可能であるかどうか等であった。
クリーフはこの結果を受け、1994年にステルス機設計チーム「Chamaeleonidae」を正式にたちあげることとした。予算は軍需部門の売上から割り当て、LF-8の小型モデルと同クラスのステルス戦闘機を試作することが目標とされた。1995年にメディコスが実権を握ってからも研究は続けられ、1997年に実験機のExspiravitが完成、飛行を行った。

アルミヤ連邦共和国空軍は1992年より次世代制空戦闘機の研究を行っていた。1995年の時点で次世代制空戦闘機について出た結論は、高度なステルス性を備え、より強力な視程外射程戦闘能力を持ち、高度なデータリンクと、共同交戦能力、またはそれに近い能力を有する機体であった。これらは中距離AAMの射程が世代を増す毎に伸びていることや、それに合わせてNEZも拡大し続けていることを根拠とし、第6世代機、または第7世代機へ移行する頃には有視界内戦闘は特殊状況下でしか起こりえないという仮説から導き出されたものであった。
そして、1996年より空軍の改革と共に戦闘爆撃機の研究が開始された。最終的に次世代制空戦闘機計画と統合されながら研究が進められ、ステルス性を持った小型機が敵基地攻撃や防空網制圧等の危険性の高い任務を行い、ペイロードに余裕を持つ大型機が近接航空支援や阻止攻撃を担当する役割分担を行うこと、高度なアビオニクスにより強化された対地支援能力を持つことが決定され、小型機は次世代制空戦闘機計画と統合した「次期多目的戦闘機」として、大型機はLF-10の改良型を採用することとされた。

第5世代戦闘機の開発が決定し、空軍はリーベリ・グループ?に提出する仕様要求をまとめるため、1998年にリーベリ・グループ?への視察を行った。空軍の将校が視察中、クリーフ・カントールや開発チーム主任などを含む案内役に対して「ステルス戦闘機を作れと言われた時、時間はどれほどかかる?」と質問を行ったところ、カントールは驚きながらChamaeleonidaeが開発したExspiravitを将校らに見せた。
この時カントールは空軍がステルス機に関して研究を進めているとは思っておらず、空軍将校もまさかリーベリ・グループ?がステルス機を既に飛ばしているとは考えていなかった為、お互いに驚いたと新聞への取材に答えている。

空軍はリーベリ・グループ?の試作機に興味を持ち、詳細な性能を送ることを要求した。元々研究のために詳細なデータを収集していたNigreosは、一週間以内に設計データと試験データをまとめたものを空軍へと渡した。
空軍はそれらのデータから機体規模が予定された次期多目的戦闘機とほぼ同じであることや、ステルス性が実験的な要素も含めてかなり高いことなどを確認し、アビオニクスは後々細かく仕様を決定するとした上で、次期多目的戦闘機の試作機の開発を正式に依頼した。

次期多目的戦闘機の要求仕様は以下の通りであった。
  • 全長16m未満
  • 空虚重量13t程度
  • 機内燃料8t程度
  • ペイロード8t
  • LF-8に匹敵するだけの格闘性能
  • 高度なステルス性
  • 武装を搭載してもステルス性を維持できること

試作機は2001年の春に初飛行を行った。この時点で機体設計は量産機とほぼ同じであり、 格闘戦試験でLF-8を相手に好成績を収めた。空軍はこの結果に満足し、アビオニクスの要求仕様を渡して開発を続けるよう命じた。

アビオニクスの要求仕様は以下の通りであった。
  • レーダー、赤外線捜索追尾システム、前方監視型赤外線装置、レーダー警報受信機、データリンクからの情報を統合した対空目標に対するセンサーフュージョンを達成すること
    • レーダーは低被探知レーダーとし、高解像度の合成開口レーダーと逆合成開口レーダーを用いた地上目標捜索・追尾機能を持つ
    • 赤外線捜索追尾システムは一般的な戦闘機を50km以上から判別できる能力を持つ
    • センサー情報は全てコンピュータによって処理し、パイロットの負担を軽減する
  • 高度な対地攻撃能力を持つ
    • HMDに対地攻撃に必要な情報を表示できる
  • 短距離AAMの全周囲ロックオン機能を持つ
  • 防空網制圧に使える程の強力な電子戦装備を備える

アビオニクスの開発は難航し、量産初号機がロールアウトしたのは2013年の夏となった。その後継続して開発が行われ、2015年の春より完成機が初期作戦能力を獲得し、2018年の秋に完全作戦能力を取得、量産体制へと入った。

機体

全長15.8m
全幅10.7m
全高4.4m
翼面積約45
機内燃料約8t
ペイロード約8t
エンジンLGE-FX-130×1
最高速度M1.7
巡航速度M1.2
航続距離5400km
ハードポイント6箇所

アルミヤ連邦共和国空軍が主力戦闘機として開発・運用している第5.5世代戦闘機。製造はリーベリグループBA社?が担当している。
最大の特徴は高度なアビオニクスである。レーダーのみならず、赤外線捜索追尾システム、前方監視型赤外線装置、レーダー警報受信機、データリンクからの情報、全周囲赤外線映像などから得る情報を全て統合することでパイロットのセンサー管理の負担を軽減させることにより、パイロットを戦術家として機能させることが出来るとしている。

レーダーはXバンドを使用した低被探知のパルス・ドップラー・レーダーで、アクティブ・フェーズドアレイ型である。素子数は約1700個で、220km程度先のRCS 1峙蕕料蠎蠅鯆廟廚垢襪海箸可能となっている。また、同時に25の目標を追跡し、5個の目標に対して空対空ミサイルの誘導を行うことができるようになっている。高解像度合成開口機能と逆合成開口機能を利用したダイレクトマッピングに加え、生成されたマップ内の自動目標認識と自動ターゲットキューイングを行うことが出来る。
IRST(赤外線捜索追尾システム)とターゲティングFLIR(前方監視型赤外線装置)はレーザー目標追跡装置、レーザー目標指示装置、レーザー測量器、CCDイメージセンサ、映像データリンクを組み合わせてひとつにまとめられ、「Serpentis Oculos」(蛇の目の意)と呼ばれる一つのシステムとなっている。Serpentis Oculosは90km先の戦闘機や1屬料襪鯒Ъ韻任る能力と、赤外線レーザーとGPSによる対地攻撃誘導能力を持ち、対空ミサイルの誘導に使用することも可能となっている。

「Lepus」と呼ばれるシステムは、全方向をカバーする形で機体に配置されたカメラの映像を処理し、Magic Eye Systemに表示してパイロットに360°の視界を提供するシステムである。搭載されているカメラは光学のみならず赤外線にも対応している。

「Intelligentia」と呼ばれるAIは、画像認識による敵目標の識別を行うことでパイロットの対地攻撃を支援することができる。画像認識は赤外線映像で行われ、2019年より導入されているBlockIIAからは従来の形状認識から材質認識へと変更される。これは近赤外線の反射率の違いをAIに学習させることで、肌、アスファルト、コンクリート、植物、布、鉄、ガラスなどなど、様々な材質を瞬時に判別することで目標を識別する方式である。物質にはそれぞれ特性があり、照射する近赤外線の波長によって反射率が変化するため、少しずつ波長を変えた多数の画像の反射率を分析することにより物質の判別が可能である。新方式では、統計的な分析手法を用いて似たデータを省くことによって有効なものだけを選択し、10枚以下のパターンのみで物質を判別することが可能としている。この方式はコンピュータにかかる負荷が少なく、リアルタイムでの識別が可能となっている。

IRSTは方位角と仰角のデータを正確に出すことが出来るが、距離に関しては探知することが難しいか、そもそも出来ない。その不足している距離のデータはレーダーによって収集され、IRSTの情報と統合して正確な情報をパイロットとミサイルに提供する。
また、赤外線捜索追尾システムは敵側が逆探知する方法を持たない為、一方的に敵を視認し攻撃を行うことが出来る。この情報はHand Signalを使用することにより編隊内の戦闘機のみならず、早期警戒管制機や後方へと敵の位置を送信することが出来る。

「Hand Signal」は大容量の迎撃可能性低減(LPI)と低被検知性(LPD)を備えた双方向データリンクである。ステルス性を維持しながら通信を行うことや、Serpentis Oculosとレーダーが集めた大量の情報をリアルタイムで送信出来るだけの容量が求められた結果、Kバンドを使用し、細いビームを発射することで見通し線上で機能するデータリンクとして設計された。主な用途は編隊内データリンクであるが、対応機であれば編隊内のみならず自由に使用することが可能となっている。

レーダーを含む各種センサーが集めた情報を統合・処理するためのCPUはBAグループが担当しており、3500 DMIPSの性能を持つBA-M4F-10が搭載されている。BA-M4F-10は元々BA-PC-M8と呼ばれる民間用のマイクロプロセッサで、2003年に開発された。現在は80000 DMIPSを目指した新型プロセッサを開発している。内部システムネットワークはBAグループによって開発された、低レンテイシーを特徴とする「Connection」という規格を採用している。

コックピットは大型タッチパネル式液晶ディスプレイを一枚のみ搭載する構成を採用している。大型タッチパネルにはHUDは搭載せず、それらの情報は全てMagic Eye Systemに表示される。ダイレクトマッピングで作られたマップはこのディスプレイに表示され、そのマップには対地目標の位置などが表示される。

Magic Eye SystemはBAグループリーベリグループが共同で開発した戦闘機用のHMDである。炭素繊維製のヘルメットに有機ELのディスプレイを搭載しており、重量は僅か1.8kgと非常に軽くなっている。有機ELは衝撃を受けた際に破砕する可能性があるため、保護フィルムにより破片からの保護を行っている。
Magic Eye Systemは、Lepusで集められた情報を使用して機体の外側を見通す機能や、搭載兵装で目標に照準を合わせる際に内蔵されたセンサーやデータリンクから送られた情報を元にターゲットの指定、およびターゲットの検証をパイロットに提供する。また、機体の外側を見通す機能によって機体後方にいる敵機に対してもロックオンすることが可能となり、ドックファイトをする必要性が無くなった。これらの機能はパイロットがより簡単に状況を認識することを可能とし、直接・間接的問わず戦闘能力を向上させている。

エンジンはドライ出力142kNを誇るLGE-FX-140を一基搭載している。アフターバーナー使用時の最高出力は200kNを超え、LF-10を単発機ながら驚異的なペイロードと余剰推力を備えた機体とすることに貢献している。

最大搭載武装数は以下の表の通りである。
武装名内部搭載数外部搭載数用途
LM-326超長距離AAM
LM-41012短距離AAM
LM-5612中距離AAM
Malleus26スタンドオフ兵器
Hastam612対戦車ミサイル
B250512誘導爆弾
B50046誘導爆弾
B100026誘導爆弾
B-SDB612誘導爆弾

通常の制空ミッションではLM-5 4発とLM-4 4発を、高価値資産攻撃ミッションではLM-3 1発、LM-4 4発を、精密攻撃ではB-SDB 4発またはB250 3発とLM-4 4発を搭載する。

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