AMIR対戦車ミサイル
最終更新：
arsenal_002 2020年10月11日(日) 22:09:06履歴
AMIR対戦車ミサイル | |||
|---|---|---|---|
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| 基本情報 | |||
| 種類 | 携行対戦車ミサイル | ||
| 原開発国 | 中華ソビエト社会主義共和国連邦 | ||
| 技術協力 | エーレスラント連合王国 | ||
| 運用者 | エーレスラント陸軍 エーレスラント海兵隊 エーレスラント海軍 | ||
| 製造 | フォトネクス | ||
| 性能 | |||
| システム全長 | 1820mm | ||
| ミサイル全長 | 1570mm | ||
| ミサイル直径 | 223mm | ||
| ミサイル重量 | 13.0kg | ||
| システム重量 | 18.8kg | ||
| 誘導方式 | 赤外線画像誘導 画像ジャイロ誘導 | ||
| 射程 | 2000m | ||
| 最低交戦距離 | 80m(赤外線イメージング) 13m(画像ジャイロ) | ||
| 交戦モード | 直撃 トップアタック 調定曳火 | ||
| 運用要員 | 1名 | ||
| 飛翔速度 | 450m/s | ||
| ミサイル | |||
| 名称 | AMIRミサイル | ||
| 弾頭 | HEAT-HEPタンデム複合弾頭 | ||
| 侵徹材 | 銅-レニウム合金 (Cu:76%,Re:22%) | ||
| エンジン | ロケットモーター | ||
| 有効侵徹長 | 650mm(RHA-C換算) | ||
| 発射方式 | 圧縮空気コールドローンチ | ||
| 操舵 | TVC+サイドスラスタ | ||
| C4ISTAR | |||
| C4I | 小隊戦闘システム | コンバータB | |
| 共通状況表示システム | Visible21 TR2 | ||
| 偵察データリンク | RSTAL | ||
| 陸軍戦術データリンク | E/ULC-20 | ||
| 低速無線システム | Cotam | ||
| センサー | マッピング用LIDAR | E/MCQ-29 | |
| 通信用PAAA | E/VLX-4 | ||
| 捜索用ミリ波レーダー | E/VPR-11 | ||
| 射撃管制用レーダー | E/VPG-12 | ||
| 射撃管制用レーザー | E/VNG-28 | ||
概要 
特徴
ハイブリッド射撃管制装置
AMIR対戦車ミサイルの最大の特徴は、対戦車ミサイルとしては珍しい画像ジャイロ慣性誘導を併用している点にある。発射前に射手が目標を2秒ほど追尾すると、照準システムは目標までの距離、移動の方向と速度から弾道を算出し、発射後、ミサイルはセットされた弾道に従って飛翔し目標に命中する。画像誘導モードを利用する他の撃ち放し式ミサイルと異なり、このモードで発射した弾頭自体に追尾能力は備えていない。赤外線画像誘導方式も利用できる。
画像ジャイロ慣性誘導
画像ジャイロ慣性誘導モードでは終末誘導がないため、当然、遠距離や移動している目標に対する命中率は低下し、有効射程も固定目標に対しては600m、移動目標に対してはわずか200mと、同種の兵器と比べてもかなり短射程になっている。一方で、最短射程も13mと非常に短く、近距離での戦闘では強みを発揮する。もちろん、撃ち放し式なので、（射手が誘導し続ける必要がある)有線誘導式などと違って射手は発射後、直ちに退避可能であり、各種のジャミングにも強い。
着弾コース
また、画像ジャイロ誘導モードでも弾頭は直撃コースを取るものと、ロック対象上空を通過する軌道を取り対象上空に到達した瞬間、下方向への指向性爆発が発生し戦車の弱点である上面装甲を貫く「HEP曳火モード」型の2種類が用意されており、エーレスラント海兵隊内では前者をFGM-6B型、後者をA型として区別している。
弾頭
目標と接触することによりプローブに仕込まれた信管が起爆、まず自己鍛造弾が形成され、目標のERAを無力化する。さらにタンデムHEATが起爆し、リアクティブ防護を貫通して確実な加害を志向する。HEATのライナーは一般的なタングステンではなく、レニウムを採用しており、高コストではあるものの貫通力はタングステンを用いたものよりも20%以上向上している。歩兵携行ミサイルの許容重量の範囲でMBTを撃破しうる弾頭を求めた結果、レニウム製ライナーの採用に至った。
即応性
ミサイルは、円筒型コンテナ内に密封されており、このコンテナごと発射機に装填される。重量上の問題から人力担送は困難で、LEAP対戦車ミサイルやNLOSと同様に、軽車両で輸送して軽車両上ないしは地上に降ろして三脚上から射撃されることになる。運用人員は4名。また、85/89式装甲兵員輸送車や92式装輪装甲車に4連装発射機を搭載した対戦車車両型も確認されている他、EC764 武装ヘリコプターにも8発まで装備可能である。
誘導
誘導方式は、2種類の光波ホーミング誘導、赤外線画像及びセミアクティブレーザーホーミングの併用による第3世代方式で、照準は赤外線画像またはNE製ミリ波レーダーで行なう。1秒間隔の連続射撃で同時多目標への対処能力と撃ち放し能力を有しており、また、LOALが可能である。市街戦や対ゲリラコマンド任務を考慮して、舟艇、装甲・非装甲、人員、構造物などに対して対処が可能とされている。
開発
1990年頃よりカールグスタフ�犬�ADFGの後継として開発が開始され、2012年に実用化の目途が立ったため、エーレスラント陸軍、エーレスラント海兵隊に数百器の導入が行われた。ただし、これは同社のほぼ同じ用途のミサイルであるCivilより評価が低いため、これを補う数合わせ的扱いであり、2004年には火器の一本化により開発も導入も停止された。
実戦
ノルマン危機では現場より「余計な誘導は要らないから、市街地や掩蔽壕用に真っ直ぐ飛んで、派手に爆発する奴をくれ」との要求が出たため、2004年、フォトネクス社は納入済みのHJ-3対戦車ミサイルの弾頭を、トップアタック式と直接式を切り替えられるLEAP-MPV(Multi-Purpose Variant)に改造・換装する契約を受けている。
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