ベツィボガ級フリゲート

架空
種類ミサイルフリゲート
価格5億5000万ドル
ベツィボガ級はメリナ連合王国のミサイルフリゲートである。

性能緒元
全長148m
全幅14m
全高48m
満載排水量4,980t
乗員120名
武装Mk.110 57mm単装速射砲 x1~Mk.41 VLS x48セル
レンダリアCIWS x2
Mk.38 25mm機関砲 x2
RBU-12000 対潜ロケット x2
NSM 4連装発射機 x2
速度30.4kt/h
機関アル・メナス GT-1000 x2
アル・メナス GT-500 2基
可変ピッチプロペラ x2
航続距離6400海里
レーダーRA/SPY-7A(V)1 4面
AN/SPS-4 航海用 1基
防御兵装SRBOC x4
Nixie x2
RA/SLQ-45 統合電子戦装置 4面
C4ISTARロゼッタ戦闘システム
GCCS-M
ソナーAN/SQQ-120
搭載機数ヘリ1機
航空設備航空機格納庫 x1

概要

 本級はメリナ連合王国フォーマルハウト社が建造した、CSG護衛用のミサイルフリゲートである。メリナ連合海軍?が使用する。
 次世代のミサイルフリゲートとして計画されており、ロゼッタ戦闘システムの制御により対空、対地、対水上、対潜戦闘のいずれにも効果的に対応できる汎用艦としての側面を持ち合わせる。
 主要な任務としては空母打撃群の防空支援やピケット任務、低強度紛争への介入であり、新素材の採用によりコストは上がったが排水量の削減により大量調達が可能となっている。

来歴

 2000年、メリナ連合王国は軌道エレベーター建設を発表。これに対し、メリナ海軍はこれまで以上に広範囲の警戒監視や高強度紛争への対応、テロ警戒などに当たることになり、大幅な軍事費増額が決定された。海軍はメリナ王国軍の主力として広範囲に渡り様々な任務を遂行することが考えられたことから、空母打撃群の構築へ舵を切ることとなった。この海軍戦略を「フロントライン戦略」と称し、海軍は新たな時代を迎えることになったのだ。
 この主要プロジェクトとして新体制のCSGの構築が予定されており、先に建造が開始されたフロランス級航空母艦?に続き、ミサイルフリゲートの建造に着手。このベツィボガ級は艦隊のワークホースとして計画された。
 主に衛星との連携による広範囲の警戒監視網を海上から埋め、そして有力な打撃戦力となるために整備されるCSGは、あらゆる局面に対応するため護衛艦にも多用途化が求められている。特にフリゲートでは低強度紛争やテロへの介入手段として重視されており、そのコストの安さから大量調達が計画されている。
 計画の推進者であったシャルロット・コスティライネン大将は実現可能なプランとして、以下のコンセプトを提示。
・ロゼッタシステムの採用
 先進的な武器システムであるロゼッタシステムの索敵能力により、CSG全体の戦闘力拡大を企図。イージスシステムを採用予定である他艦艇の文字通り目となることを期待されている。
・近距離防空火力
 ミサイルの小型高性能化による僚艦防空の充実を図る。特に空母の限られた面を覆域とすることでミサイル投射能力の最適化を目指す。
・水上・対地戦闘力の確保
 軽便な対艦ミサイルのNSMを採用し、敵性小型艦艇の排除や対地攻撃を計画。高脅威度での戦闘では手に余るとされるが、接近された際の自衛手段として搭載することは何ら問題のないこととされた。同時に57mm砲はCIGSとしても転用可能な高レート速射砲であり、低強度紛争での有効性は高いとみられる。

 以上のコンセプトに基づき、水上艦のコンセプトは策定。

設計

船体

CFRP
本級の船体はシェルターデッキを採用。大洋海域での高い航洋性能を確保しており、乗員の居住性に貢献している。
・低RCS船体
1980年代に就役したキーロフ級巡洋艦は多数の電子機器や武装を搭載した艦艇ではあるものの、ステルス性への配慮により実際より大幅に排水量の小さい艦艇として捉えられたことがあったという。
昨今ではELINTや無人機の監視システムにより海洋の監視能力は上がっており、僅かでも情報を隠す必要性に迫られた。このため、本級ではステルス性に配慮した傾斜船体に加え、ミサイル駆逐艦に準じた傾斜のある中央構造物を採用。VLSを積極的に採用して汎用性を増すと同時に武装をレーダー波から隠すこととした他、ミサイル発射機なども起倒式のボックスランチャーとし、前方にレーダーブロッカーを配置することでRCSの低減を図っている。
6万トンという大和型戦艦に匹敵するレベルの大型艦でありながら、そのRCSは大型クルーザー程度のものとなっており、海上からの捜索をより難しくしている。
・CFRP素材の採用
本級では主に重量削減を考慮しており、チタンやCFRPなど軽量素材の使用を念頭に置いている。CFRPによる上部構造物の造方式はサンドイッチ構造、成形法には真空樹脂含浸製造法(VaRTM)を適用されている。チタン製の船体にはRAMが蒸着されており、低発見性能を持ち合わせている。これら軽量素材の多用により船体の低重心化、軽量化に成功しており、結果として同排水量の軍艦に比べ重武装化を志向することができた。

航空機運用能力

本級は水上戦闘艦ではあるものの、ヘリコプターとUAVを運用する能力を付与されている。これらの艦載機は対潜哨戒や偵察、小型船舶などへの対処を行うことになっており、LAMPSを搭載。
搭載機は主にMH-125Tが利用されることとなっており、その搭載機数は1機となっている。
ヘリ甲板は小ぶりに抑えられており、ヘリ1機の着艦が精一杯となっている。甲板の右端にはUAV回収用のスカイフックが隠顕式で搭載されている。

搭載機種一覧

・MH-125T
汎用哨戒ヘリ。偵察や対潜哨戒、小型船舶への対処を行う。
ソノブイバリアーの展開や機上での解析を可能としており、船舶から独立したシステムとしても運用可能となっている。
・RQ-21 ブラックジャック
主に偵察目的で使用される小型UAV。戦闘力はないものの、長距離の偵察を可能とした。

機関

アル・メナス GT-1000を搭載。30500馬力を発揮するガスタービンエンジンであり、低燃費を志向されている。大きさの割には出力も高く、本艦では2基が搭載され、合計61000馬力を発揮する。
主にCSG護衛を行うため、速力は30ktに抑えられた。とはいえ、この速力では広範囲のカバーができないため、これとは別に軽武装のコルベットやミサイル駆逐艦に即応任務を任せる方針となっている。
航続距離は最大6400海里となっている。軽量化のため燃料消費も抑えられており、結果的に搭載燃料はそこまで多くない。
機関構成はCOGLAG方式となっており、巡航用の発電機はガスタービン2基となっている。

C4ISTAR

ロゼッタシステム

本級では次世代のミサイル戦艦として開発されており、IAMD機能を搭載したフルバージョンのロゼッタシステムがその中核となっている。交戦階梯では主任務であるAAWに留まらず、ASW、ASuW、パワープロジェクションなど様々な状況下で戦闘を効率的に進めることを可能とした。センサーは全てロゼッタシステムに集約されており、戦術階梯で艦隊に情報配分を行う。ロゼッタシステム搭載艦での艦隊内データリンクによりサブミリ秒単位で情報は更新され、常に効率的な戦闘を進めることを可能とした。これらはイージスシステムとの互換も可能であり、NIFC-CAに対応したイージス艦との共同作戦も展開できる。

レーダー

・RA/SPY-7A(V)1
このレーダーはフリゲート用の小型マルチバンド多機能レーダーとして開発されており、RMAモジュールを26個繋ぎ合わせて構成される。最大探知距離はLバンドでの660kmとなっており、スペクトラム拡散方式を採用され電子妨害に強くなっている。半導体素子はGaN素子を利用。
ミサイルの同時迎撃能力は32目標を数えるが、RAMなど撃ちっぱなし方式ミサイルやARHでの終末誘導が不要なミサイルとの併用で数字以上の迎撃能力を備えており、艦隊構成にもよるものの数千発のミサイルによる飽和攻撃にも耐えられるようシステム構成がなされている。送受信機とシグナルプロセッサを一体化しており、そこに水冷ヒートシンクを配置している。
・RA/SEQ-2
本システムはステルス目標に対するパッシブIR捜索システムとして搭載される捜索装置である。F-35に搭載されるEO-DASの技術資産を用いて製造されており、弾道ミサイルの追尾能力の他、主砲の射撃照準システムとしても転用が可能で、システムの簡易さからクラッキング等のサイバー攻撃を受けてロゼッタシステムがダウンした際でも手動モードによる起動と目標追尾を可能とする。

ソナー

本級のソナーシステムは小型フリゲート用のバウソナーと曳航ソナースイートを採用、艦隊内高速データリンクであるRDLの恩恵によりマルチスタティックオペレーションが可能となった。これは水中でのステルス性の強化を図った潜水艦に対する対抗手段となるもので、反射波が逸らされた先にも艦艇を配置しソナー音を解析することで潜水艦のステルス性をある程度無力化する。

武装

本級の武装はミサイルフリゲートとしての機能に適合するようセットされており、主に短距離での戦闘に特化している。
・Mk.110 mod3 5770口径単装砲
本級の主砲である57mm砲。前部VLS前に装備されており、対水上/対地射撃を行うと共にCIGSとしての役割を果たす。
・Mk.41 VLS
本システムではSM-6とESSMが装備される。これらはIAMD機能を持った下層迎撃用の弾道ミサイル迎撃用ミサイルとしても機能する。
・RBU-12000
どちらかといえば防御兵装に当たる対潜ロケット。RA/SQQ-109に接続されており、面制圧で敵魚雷の迎撃を行う。魚雷発射管を搭載しない本級では対潜攻撃の能力も付与されている。
・NSM 4連装ミサイル発射機
NSM用の4連装ミサイルランチャー。形状ステルスを持ったステルス装甲ボックスランチャーとなっており、本級には合計8発のミサイルを搭載可能となっている。
・Mk.38 mod2 25mm機関砲
CICから遠隔操作可能なRWS。小型艇の攻撃に対応するため甲板上に配置されている。

VLS搭載ミサイル内容

武装搭載例
護衛装備SM-6 x26セル
ESSM x16セル(64発)
07式 x6セル
戦力投射SM-6 x16
ESSM x12
TACTOM x16
VLA x4


運用国

・ルートアセシオン・ミーリア帝国

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