シンシア・ミラー級ミサイル駆逐艦

架空
種類ミサイル駆逐艦(在来型システム艦)
価格10億ドル
性能諸元
全長198m
全幅23m
全高54m
満載排水量14,980t
乗員操艦320名
航空要員35名
武装Mk.55 127mm62口径単装速射砲 x1
Mk.41 VLS x128セル
レンダリアCIWS x2
RAM 21連装発射機
3連装324mm魚雷発射管 x2
速度31.4kt
機関アル・メナス GT-7800ES x4
アル・メナス GT-250 x2
可変ピッチプロペラ x2軸
機関方式COGLAG
航続距離7000海里
レーダーRA/SPY-7A(V)1 4面
RA/SPY-2D(V)3 4面
AN/SPS-4 航海用 1基
防御兵装SRBOC x4
Nixie x2
AN/SLQ-32(V)7
C4ISTARイージスシステム ベースライン11C
GCCS-M
ソナーRA/SQQ-109
搭載機ヘリ2機、UAV4機
航空設備Mk.8 着艦用スカイフック
RAST 着艦拘束装置

概要

本級はルートアセシオン・ミーリア帝国ジェラルド社が建造したミサイル駆逐艦。従来のイージスシステムの改良版を搭載しており、ロゼッタシステムで装備される武装や電子装置を一部移植、情報処理能力を一層向上させたサブタイプとなる。
アーレイバーク級を参考に、ミサイルVLSを128セル搭載しながらシステムや人員の省力化を図り、できうる限りの重量削減を行った艦隊のワークホースとして建造される。
主要な任務としてCSGやSAGの護衛が挙げられる。

来歴

2000年、ルートアセシオンは大西洋や太平洋、インド洋での友好国支援や潜在的な脅威への対処、地域紛争介入など世界的な活動を志向する海軍戦略「シーパワー21」を打ち出した。その内容は核動力の航空母艦や護衛艦の大量配備、友好国への駐留、既存軍港拡張、新規軍港開設など非常に野心的なものとなっており、それ以前は内向きだった同国の海軍戦略の大転換を示すものだった。
この主要プロジェクトとして新体制のCSGの構築が予定されており、先に建造が開始されたエルステリア級航空母艦、及びペーターシュトラッサー級航空母艦に続き、ミサイル駆逐艦の建造に着手。このシンシア・ミラー級はCSGやBBGのローコスト護衛戦力として計画された。
衛星監視網の拡大と常態化、そして拡大する弾道弾攻撃や通常の対艦ミサイルによる飽和攻撃など、空母を中心とする安全保障環境は悪化の一途をたどっていた。それでも航空母艦の建造に着手した理由としては、CSGが持つ汎用性と高い継戦能力にある。これは遠洋での活動においては特に重要視される要件であり、小規模な紛争の介入においても有効な一手となることが期待された。
計画の推進者であった小泉順子大将は実現可能なプランとして、以下のコンセプトを提示。
・イージスシステムの採用
先の航空母艦に採用されたロゼッタ戦闘システムは航空母艦において試験がなされる予定であったが、元来は次世代ミサイル艦に適用されるべく開発されたC4Iであり、用意されたレーダーやシステム系は21世紀の技術資産を基に構成されている。しかし、この戦闘システムは高価なことが弱点であり、大量調達には向かなかった。そこで本級では技術的に成熟し価格もこなれている米国製イージスシステムの採用を決定。
・集中防空火力
防空中枢たるグロースアセシオン級戦艦に採用されたコンセプトでは「縦深的防空火力」となっていたが、こちらのミサイル駆逐艦ではミサイルの搭載量を重視し、SSM/BM共に近距離でのミサイル防衛を強く志向。Mk.57 VLSを従来のような舷側配置とはせず、Mk.41のように中心線上に配置している。
・汎用性の確保
本級は外洋での軽便なワークホースとしての性格を有しており、あらゆる局面に対抗できるよう装備が共通化・一本化されている。

以上のコンセプトに基づき、シンシア・ミラー級のコンセプトは策定。建造が開始された。

設計

船体

本級は055型ミサイル駆逐艦と類似した形態をとっており、全体的に平面を多用した外観となっている。船体形状は武装搭載能力を重視した幅広のモノハル船体であり、波に強く航空機の離着艦にも有利になっている。
船体構造は主に空母でも使用される高張力鋼を採用しており、本級の強度は保証されている。
主甲板は主砲やヘリパッドが配置されており、中央構造物はその上部に配置される。この主甲板床面を基準に舷側の傾斜が決定されている。よって、この主甲板の幅が本艦の全幅とされる。(後部ヘリパッドの落下防止ネットは除く)
武装配置は従来駆逐艦を踏襲し艦首に砲を1基、直後にミサイルVLS、艦橋と続くオーソドックスな配置となっている。レーダーも前艦橋に集中配置されており、航海艦橋直下の四角形大型レドームにSPY-7A、SPY-2Dが格納されている。
マストは従来のラティスマストやステルスマストを廃止し、平面のステルスマストを採用。こちらにデータリンクやSATCOM用の通信アンテナを配置することになっている。
船体小型化により居住空間は狭くなっているものの、アーレイバーク級と比較しても半数の人数で押さえられており、居住性はさほど悪いものではない。フィンスタビライザーを搭載しており、揺動に対しても耐性がある。

航空機運用能力

本級は水上戦闘艦ではあるものの、ヘリコプターとUAVを運用する能力を付与されている。これらの艦載機は対潜哨戒や偵察、小型船舶などへの対処を行うことになっている。
航空機管制室は2基ある格納庫の中央に存在しており、航空機の管制業務を行う。シーステート5までの海況であればヘリの運用が可能となる。
ヘリとUAVの同時運用が可能であり、その時の任務により搭載機数は変化する。

搭載機一覧

飛行隊は以下。
・MH-125T
MH-60R、SH-60Kの汎用性を受け継ぎ、あらゆる局面に対応できるよう考慮された汎用ヘリコプター。
主に対潜哨戒や偵察、物資輸送を行うことになっている。
・MQ-8D シースカウトEX
偵察を行うための軽UAV。武装や物資の搭載を可能としており、地上や艦船への攻撃にも適応。ステルス性を付与されており、近距離での偵察行動にも使用できるようになっている。
・RQ-21 ブラックジャック
無人偵察機。シースカウトとは違い純粋な偵察機として運用される。

格納庫設備・補給

格納庫が艦尾ヘリコプター発着スポットの前に2基用意されている。内部寸法は6x30x7mとなっており、合計でヘリコプター2機を格納できる。
ヘリ用の弾薬庫はヘリ格納庫の下部第3甲板に存在し、こちらにはヘリの弾薬の他、魚雷発射管の予備魚雷も配置されている。
燃料タンクは第二甲板の舷側に搭載。中空装甲の役割を果たし、攻撃があった際はこちらで衝撃を緩和する。

機関

大出力のアル・メナス GT-7800ESを4基搭載。LM2500より大型ではあるものの、出力は1基5000軸馬力を発揮する大出力機関となっている。このガスタービンは主に整備性を優先されている。
本級では航続距離延伸のためCOGLAG推進方式を採用している。
発電機はアル・メナス GT-250発電機を採用。

C4ISTAR

・戦闘指揮所(CIC)
本級はイージス武器システムを採用しており、CICには意思決定システムが配置される。これは本級のイージスシステムや他艦のロゼッタシステムが収集したあらゆる階梯の情報が集約され、艦艇の意思決定を手動または自動で行う極めて重要な部署となっている。
・イージスシステム ベースライン11C
ミサイル駆逐艦である本級ではイージスシステムのベースライン11Cを搭載される。これはベースライン10の改良型で、ワークステーションをUYQ-70の520倍以上の性能を誇るAN/UYQ-89に更新。新規データリンクの運用能力を獲得しつつ、ロゼッタシステムとの完全な互換性を持つ。いわば機能制限版のロゼッタシステムとなっている。
ソナーシステムはAN/SQQ-89からRA/SQQ-109に置き換えられており、対潜能力が向上した。
・BMD 6.1
本級のBMDシステムはイージスシステムと統合されており、IAMD機能を有する。このBMD6.1の特徴はアセシオンBMEWSの互換性やロゼッタシステムのBMDシステムへの連接など仕様に変更がある。使用ミサイルはSM-3 Block2Aの他、SM-6やEMIMなど下層迎撃システムの統合も行われた。

レーダー

本級では艦隊防空やBMDを行うための主要システムである大型レーダーを備える。
・RA/SPY-3E(V)2
ミサイル駆逐艦向けの広範囲捜索レーダーシステム。RMAは24基構成。探知距離1700km(BMDモード時3000km)、追尾目標数3000基。概ねSPY-3Eと同じ構成となっており、ヒートシンクも共通の部品となっている。
・RA/SPY-7A(V)1
このレーダーはフリゲート用の小型マルチバンド多機能レーダーとして開発されていたが、後にミサイル駆逐艦向けのシステムも開発されている。RMAモジュールを34個繋ぎ合わせて構成される。最大探知距離はLバンドでの760kmとなっており、スペクトラム拡散方式を採用され電子妨害に強くなっている。半導体素子はGaN素子を利用。
ミサイルの同時迎撃能力は計算装置の処理能力の向上に伴い96目標を数えるが、RAMなど撃ちっぱなし方式ミサイルやARHでの終末誘導が不要なミサイルとの併用で数字以上の迎撃能力を備えており、艦隊構成にもよるものの数千発のミサイルによる飽和攻撃にも耐えられるようシステム構成がなされている。送受信機とシグナルプロセッサを一体化しており、そこに水冷ヒートシンクを配置している。

ソナー

・RA/SQQ-109
バイ/マルチスタティックオペレーションが可能な統合ソナーシステム。以下の構成要素を備える。
・AN/SQS-61
高周波ソナー。主に障害物探知用として用いられるが、機雷の探知能力も持ち合わせる。
・AN/SQS-60
潜水艦探知用の中周波ソナー。高周波ソナーと合わせてデュアルバンドソナーを構成する。
・RA/SQS-76
可変深度ソナー。400mまで下すことが可能なパッシブソナーシステムとなっている。
・AN/SQR-20
曳航ソナー
・LAMPS Mk.4
新たにMH-125Tを用いることになった新世代のLAMPS。射撃管制レベルのデータリンクで接続されており、ヘリが捉えた目標に対し即座に攻撃が可能となる。ヘリ自体にもソノブイなどのデータを解析する能力があり、単独での行動能力も持ち合わせる。

武装

本級の武装はミサイル駆逐艦用に最適化され、主に近距離防空を担当することになっている。海自のあきづき型と共通点が指摘されるが。あちらはIAMD機能を持たない海自イージス艦のBMDモード時に限定的な僚艦防空を行うためのユニットであり、本級は完全な艦隊防空能力を持つ点で差異がある。
・Mk.55 62口径127价荏砲
駆逐艦向けの砲として搭載。簡易的なCIGSとしての役割を持つ他、対地攻撃を行う。弾種は対空榴弾、対地榴弾、対地ロケットアシスト榴弾となっている。射程は37km、ロケットアシスト砲弾を利用した場合は射程80劼鯆兇┐襦
・Mk.41 VLS
ミサイル発射機は多数のミサイル艦に搭載されるシステムであるMk.41 VLSを移植。こちらは舷側に配置されるものではなく、従来のMk.41と同じく船体中心線上への配置となっている。
排水量制限の関係から武装搭載数は予定より抑えられているが、ミサイル小型化の目途が立ったため128セルで十分とされた。
・レンダリアCIWS
先進近接防空システムであるレンダリアCIWSを備える。これは30mm機銃弾を発射する高レートの機関砲であり、近接防空システムとして搭載された。中央構造物前方、後部構造物の煙突後部に配置されている。
・RAM
イージスシステムで制御される近接防空ミサイル。従来のイージス艦に搭載されるSeaRAMではなく、21連装発射機となっている。
・324mm魚雷発射管
自衛装備の範疇ではあるものの、魚雷発射管を備える。西側兵器群では一般的な3連装短魚雷発射管であり、後部構造物のレーダーブロッカー内部に隠顕式で搭載されている。使用時はシャッターが開き、魚雷を手動またはCIC制御で投下する。
・LRASM2 4連装ミサイル発射機
LRASM2用の4連装ミサイルランチャー。形状ステルスを持ったステルス装甲ボックスランチャーとなっており、本級には合計8発のミサイルを搭載可能となっている。

搭載ミサイル

・SM-6 Block1
本級の基本となる在来型ミサイルシステム。中距離艦隊防空の他、下層段階でのBMDを担当する。
・EMIM
本級の近距離艦隊防空、上層部終末防衛を行うミサイルシステム。ESSMの更新用であり、性能は向上している。
・07式対潜ロケット
対潜水艦用の短魚雷投下システム。
・トマホーク Block4
対地攻撃用ミサイル。核弾頭も搭載可能なトマホーク改の搭載も可能となる。4連装ランチャーからも発射可能。
・LRASM2
4連装ランチャーに搭載される対艦ミサイル。自衛に留まらない攻勢的な対艦戦闘を可能とする長距離ミサイルシステムとなっている。

VLS搭載ミサイル内容

護衛任務
Mk.41SM-6 x90セル
EMIM x32セル(64発)
07式 x6セル
Mk.89LRASM2 x8
打撃装備
Mk.41SM-6 x60セル
EMIM x32セル(64発)
07式 x6セル
TACTOM x30セル
Mk.89TACTOM x8
やっちゃえ装備
Mk.41TACTOM x128セル
Mk.89TACTOM x8

運用

ローエンドミサイル駆逐艦としてCSGの外周を防衛する。
同型艦多数。


コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

Menu

絶対確認しろ

運営の補助記事

内政・外交

立法

行政

司法

金融

観光

インフラ

軍事

軍事

産業

宇宙}

その他

その他

ランキング

メンバーのみ編集できます